
「LINEスタンプ作ってみたいけど、絵が描くの苦手…」
「副業に興味はあるけど、時間もないし、特別なスキルもない…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
実は今、AIツールやデザインサービスを活用することで、絵が描くことが苦手でもLINEスタンプを作って販売することができます。
私自身も、ChatGPT PlusやCanva Proといった有料ツールを使いながら、LINEスタンプ制作を副業として続けています。
最初はSNSやブログ、YouTubeなど、あらゆる副業に挑戦しました。
でも「私にはこれが一番向いていた」と感じたのが、LINEスタンプづくりでした。
コツコツ続けて、今では毎月コンスタントに収益が出ています。
この記事では、
- 絵が描けない人でもLINEスタンプを作れる理由
- 実際に使っているツールと、無料・有料の違い
- スタンプ販売時に注意すべきポイント(Canva素材の規約など)
を、リアルな体験ベースでわかりやすくご紹介します。
「副業を始めたい」「絵を描くのは苦手だけど挑戦したい」
そんなあなたが、迷わず一歩を踏み出せるように。
私の経験を正直にお届けします。
LINEスタンプを作る時は「使いやすさ」と「アイデア」

✦ 「描く」より「生み出す」時代へ
LINEスタンプというと、まず「イラストが描けないとダメなのでは?」と感じる方が多いと思います。
たしかに、丁寧に描かれたイラストには魅力がありますし、今もずっと活躍されている作家さんもたくさんいます。
でも最近は、「手で描く」だけがスタンプづくりの方法ではなくなってきたのも事実です。
AIの力を借りて、自分のアイデアを“かたちにする”人が増えています。
「絵が描けない」ことがハンデにならず、
“表現したい想い”や“使いやすい言葉”をスタンプにできる——それが、今のAIを使ったスタンプ副業です。
✦ AIツールの進化と、副業の選択肢の広がり
最近では、ChatGPTや画像生成AIなど、誰でも使えるツールがどんどん増えています。
たとえば「着物を着たウサギのキャラクターを描いて」とAIに指示すれば、たった数秒で可愛いイラストを出してくれるんです。
「難しい操作やデザイン知識がないとダメなんでしょ?」と思われがちですが、
操作はシンプルで、スマホでもできるくらい手軽なものがほとんどです。
以前は「副業=ブログや動画編集」などが定番でしたが、
今では「AIと軽作業で、自分だけのコンテンツを販売する」という選択肢も当たり前になっています。
✦ 「このスタンプ、使いたい!」と思わせたら勝ち
実は、LINEスタンプで大切なのは、絵の上手さよりも「使いやすさ」と「アイデア」です。
たとえばこんなスタンプが、実際によく使われます:
- 「おはよー」「了解です」などの“毎日使える定番”
- 「わかりみ深い…」「今それ言う?」などの“気持ちに刺さるひと言”
- 絶妙な表情のキャラ+言葉の組み合わせが「これ使える!」になる
スタンプは、使う人が“相手とのやりとりの中で自然に送りたくなるかどうか”がすべてです。
少しラフでも、表情がゆるくても、「このセリフが欲しかった」「この表情が欲しかった」と思ってもらえれば、それが価値になります。
だからこそ、「絵が描けない=向いてない」ではなく、
**「アイデアと工夫があれば、誰でも続けられる副業」**としてLINEスタンプは成り立つのだと思います。
まずは無料で!スタンプを作る4ステップ

LINEスタンプは、無料ツールだけでも“ひととおり作って出す”ところまで可能です。
ここでは、これからスタンプを作ってみたい方に向けて、無料で進める基本の4ステップをご紹介します。
🪄 ステップ1:まずは「どんなスタンプを作りたいか」を考える
最初にやることは、「どんなテーマのスタンプにするか」を決めることです。
キャラクターでも言葉でも、まずは自分が作ってみたい・伝えたいと思うものを探してみましょう。
たとえば私は、スキューバダイビングが趣味だったので、
「ダイビングが好きな人に向けたスタンプ」からスタートしました。
「動物が好き」「ちょっと毒舌なのが好き」「運動得意」など、
自分の“好き”や“得意”から始めるのが、続けやすさにもつながります。
📝 POINT
「こんなスタンプがあったら自分が使いたい」
この視点を忘れずに。自分の感覚こそがアイデアの源です。
もし何も思いつかないときは、ChatGPTに相談してみるのもアリ。
思いがけない切り口を出してくれることもありますよ。
🎨 ステップ2:ChatGPT(無料版)で画像を作ってみる
キャラやイメージが固まったら、ChatGPT(無料版)でも使える画像生成機能で、イラストを作ってみることができます。
たとえば、「怒った顔のウサギ」「笑ってる猫が“おつかれ〜”って言ってる」など、
ざっくりした指示でも、AIがクオリティーの高い画像を出してくれます。
💡 注意点
無料版はクオリティや画像数に制限があります。
スムーズに進めたい場合は、後から有料プラン(ChatGPT Plus)に切り替えるのも一案です。
🧰 ステップ3:Canvaでサイズ調整・セリフ入れ
AIで作った画像を仕上げるのが、Canva(無料でもOK)です。
- スタンプサイズ(例:320×320pxなど)に調整
- セリフを文字として画像に入れる
- 全体のバランスや余白を整える
⚠️ Canvaの注意点(ここ重要)
無料・有料を問わず、Canvaで用意された画像・素材を使ってLINEスタンプを作って販売することは禁止されています。
商用利用OKでも、「LINEスタンプにすること」がNGなフォントもあるので注意。
→ 自分で作成した画像をCanvaで加工するだけなら問題なし◎
また、無料プランでは背景透過(PNG形式)が使えないので、その点も不便に感じるかもしれません。
💡 背景透過(透過PNG)ってなに?
背景透過とは、画像のまわりの白い部分や背景を“透明”にすることです。
LINEスタンプはトーク画面にそのまま表示されるので、
背景が透明じゃないと「白い四角で囲まれてしまう」ように見えてしまいます。
✅ 透過された画像 → スタンプだけが自然に表示される
❌ 透過されてない画像 → 白い背景がついてしまう
Canvaの無料プランでは、この透過PNGの保存ができないため、
無料だけで作る場合は画像を生成する時に背景もこだわって「背景ごとスタンプにする」必要があります。
📨 ステップ4:LINE Creators Marketで申請・販売へ
画像がそろったら、**LINE Creators Market(無料)**に登録してスタンプ申請を行います。
申請時には、スタンプ数を「8・16・24・32・40枚」から選べます。
最初から40枚を目指さなくても大丈夫。
「とりあえず出してみたい」という方は、まず8枚・16枚からでも申請できます。
💬 私は最初から40枚、全部作って申請しました。
「同じ価格なら、スタンプは多いほうが選ばれる」というのは、よく言われていることですし、
私自身も、他の副業でお金を稼ぐことが簡単ではないとわかっていたので、
せっかく出すなら、ちゃんと作ってみようと思いました。とはいえ、いきなり40枚はちょっと…という方もいると思います。
そういうときは、まず8枚や16枚など、できる範囲から始めてみるのもいいと思います。大事なのは、まず1セット、出してみること。
それが、次の一歩につながると思います。
審査は1日〜3日程度。通過すれば、あなたのスタンプがLINE STOREに並びます!

🌐 英語のタイトル&説明文が必要です
LINEスタンプを申請する際には、日本語に加えて「英語のタイトルと説明文」も必須です。
英語が苦手でも大丈夫。
日本語で考えてから、ChatGPTで自然な英文を作成してもらいましょう。
また、他の言語(タイ語・台湾語など)も追加はできますが、
日本を中心に販売したい場合は、英語と日本語だけでも十分です。
私も最初は、はりきって複数の言語で登録していましたが、
今は日本語と英語だけで申請しています。特に売上金額に支障が出ることも無かったです。

🗺️ 販売エリアは「販売可能な一部のエリア」がおすすめ
販売エリアは「すべてのエリア」も選べますが、
国によって審査が厳しい場合があり、何度もリトライされること間違いなし。
私はいつも「販売可能な一部のエリア」を選んでいます。
それでも、LINEスタンプがよく使われている日本・台湾・タイなどは含まれているので、十分です。
✅ 最初は、スムーズに申請を通すために、販売エリアは絞っておくのがおすすめです。
🌱 無料でも、ちゃんと“1歩目”は踏み出せます
もちろん、本気で販売していくには有料プランが便利な場面もあります。
でも、「試しに1セット作ってみたい」なら、無料だけでも十分可能。
この4ステップを通して、「あ、自分でも作れるかも」と感じてもらえたら嬉しいです。
無料でも作れるけど、“売れるまで”に必要なもの

「まずは無料でやってみようかな」
「本当に課金って必要なの?」
そんなふうに迷っている方に向けて、私自身の経験をまとめてみました。
私は ChatGPT Plus(20ドル/月)とCanva Pro(1,180円/月) を使ってスタンプ制作をしています。
私も最初の2セットは、「Vrew」で作ってみました。
当時は、無料で画像もたくさん作れるし文字も簡単にいれることができたので「とりあえずやってみよう」と思って無料で挑戦。
でも、正直に言うと…いまだにその2セットは1つも売れていません。
もともとSNSやYouTubeの副業を通じて、
ChatGPT(有料版)の画像生成や、Canva Proの便利さを知っていたので、
3セット目からは迷わず、こちらを使用して作成しました。
「最初に無料で試したことも含めて、自分に合うやり方を見つけるために必要な過程だった」と思っています。
📊 ChatGPTとCanva、無料と有料のちがい
ツール名 | 無料プランでできること | 有料プラン(課金)でできること |
---|---|---|
ChatGPT | – 画像生成(DALL·E)制限あり – スタンプ案・セリフ相談 制限あり – 最新情報の活用 制限あり | – 画像生成(DALL·E) – 最新情報の活用 – 長文・構成調整の精度UP (20ドル(約3000円強)/月) |
Canva | – 画像のサイズ調整・文字入れ – 背景透過 ×(不可) | – 背景透過〇(必須) – 画像のサイズ調整・文字入れ – 一括操作など時短機能も豊富 (約1,500円/月) |
✅ 無料でも「作ってみる」ことはできます。
でも「販売していく」となると、ツールの限界にぶつかるのは時間の問題だと思います。
無料ツールの壁は、意外と早くやってくる

無料ツールでもスタンプは作れますが、
実際にやってみると、背景透過ができない・画像生成制限など、
小さな“できない”が重なって、作業が止まってしまうことが多いんです。
それで時間を無駄にしてしまうくらいなら、最初から整った環境で進めたほうが結果的にラクだなと感じています。
✴ 無理に課金する必要はありません。
最初は、無料でできる範囲から始めてみるのももちろんアリです。
「少しでも試してみたい」「作れるかどうか不安」という方にとっては、無料でも一歩を踏み出すには十分です。
でも、「続けてみたい」「販売までしっかりやってみたい」と思えたなら、
必要なところにだけ課金して、制作環境を整えることは間違いなく“前に進む力”になります。
私は最初から有料で始めたからこそ、
途中で立ち止まらずにコツコツ続けることができました。
だからもし、「もう少しやってみようかな」と思ったときは、
“整えること”を迷わないでください。確実に、進みやすくなります。
自分らしい表現から始める、LINEスタンプ副業の第一歩

LINEスタンプ副業は、「特別なスキルがないとできない」ということはありません。
実は**“伝えたい気持ち”を形にすること**こそが、一番大切なポイントです。
絵が得意な人は、絵そのものに魅力があります。
でも、絵が苦手でも、アイデアや言葉、日常に寄り添う視点があれば、十分に「届けられるスタンプ」が作れます。
今は、AIや画像生成ツールなど、サポートしてくれる環境も整っています。
無料でできる範囲から始めて、必要に応じて課金して整える。
無理なく、自分のペースで育てられる副業として、LINEスタンプはとてもおすすめです。